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【完全保存版】 保育士の仕事について - 保育の教科書

保育士の仕事

巷では、保育士の仕事ってキツイって言われているけど、実際はどうなの、と思っている方は多いのではないでしょうか。

保育士の仕事は、保育所等で、子どもを預かり、保育をする仕事です。

そして、子どもと一緒の時間を過ごし、また遊んだり会話をしながら、考える力や感性を育てていくことです。

しかし、どんな仕事にも、やりがい、辛いことがあるように、保育士の仕事にもあります。

この記事では具体的に、保育士の1日のスケジュールや、やりがい、辛いことについて探って行きます。

 

1    保育士の仕事内容について

これから、保育士の仕事内容について、1日、年間、立場に応じた役割について解説していきます。

1-1 一般保育士の1日のスケジュール

保育士として実際に保育園で働いた場合の、1日の流れを確認してみます。

毎日ピッタリ時間通りという訳にはいきませんが、参考にしてください。

 

①   0~1歳時の場合

7:50    保育園に登園

8:00    一番早いこども達の登園

    登園してきた子どもから、保育向けテレビを鑑賞

    室内保育 おもちゃ遊び

    随時、登園してくる子どもの受け入れをする

    あいさつなどをお手本になるようにしっかり行う

    保育者が集まり朝礼を行う。

    保育室には子どもの人数にあわせ何人か残る。

8:40    朝の会

    さくら組に集まり、あさの会の進行をする

    ピアノ『あさのうた』

    あさのごあいさつ

    出席確認

    手遊び

8:50    ブロック遊び

    排泄:おまるに座る、おむつを交換する

    子どもと一緒にブロック遊びをする

10:30   給食の準備

    手を洗う

    いただきますの、うたを歌う

    タオルを使う練習:子どもが顔と手を拭いて清潔にする

    食欲が湧くよう歌を歌いながら、給食への雰囲気作りをしていく

    いただきますの、あいさつをする。

10:40   給食

    給食を食べている子どもの、手伝いをする。

    声かけをしながら、楽しく食べられるよう雰囲気を作る。

11:15   食べ終わった子から、食器の片付けの手伝いをする

    おまるに行き、着替えてお昼寝の準備をする

11:25   着替え終わった子から、絵本の読み聞かせをする

11:35   お昼寝

    静かな音楽をかけて、子どもの側に居て、入眠を促す。

12:30   保育者の昼食

    ミーティング、連絡帳などの確認、書類の整理

14:30   起床準備

    ゆっくりと子どもを起こして、お着替えの手伝いをする。

    おむつの交換やパンツのはきかえなども一緒に手伝う。

14:50   おやつ

    食べ終わったら、おやつの片付けを手伝う

15:20   自由遊び

    おもちゃなどを出して、子どもと一緒に遊ぶ。

    保育者は、子どもが中心に集まるようにして安全に気をつける。

17:00   帰りの支度

    子どもをさくら組の教室に集める

    さよならのうたを歌う

    おかえりの、あいさつする。

    お迎えに来た子どもから、順次降園

17:30   退社

    そうじ、事務作業を終えて

 

②    年少クラスの場合

7:50    保育園に登園

8:00    一番早い子どもの登園。

    登園してきた子どもから、保育向けテレビを鑑賞

    室内保育 ブロック遊び

    随時、登園してくる子どもの受け入れをする

    あいさつをお手本になるようにしっかり行う

    保育者が集まり朝礼を行う。

    保育室には子どもの人数にあわせ何人か残る。

8:40    朝の会

    うめ組に集まり、あさの会の進行をする。

    ピアノ『あさのうた』

    あさのごあいさつ

    出席確認

    手遊び

8:50    ブロック遊び

    排泄:トイレに行く

    子どもと一緒にブロック遊びをする。

10:00   合唱練習

    ゆっくり丁寧に説明し、練習する雰囲気作りをする。

    明るく元気な歌声で、練習をする。

10:15   園外遊び

    近所の公園に行く

    公園での、お約束を説明してから自由遊び

    移動の際は、園児が歩道の内側を歩くように手をつないで移動する。

10:50   園に戻り給食の準備をする

    手を洗う

    いただきますの、うたを歌う

    タオルを使う練習:子どもが顔と手を拭いて清潔にする

    食欲が湧くよう歌を歌いながら、給食への雰囲気作りをしていく

    いただきますの、あいさつをする。

11:00   給食

    給食を食べている子どもの、手伝いをする。

    声かけをしながら、楽しく食べられるよう雰囲気を作る。

11:40   食べ終わった子から、手を洗い、ハミガキをする。

    給食の片付けをするように指導する。

    ハミガキやトイレへの声かけをする。

    すべて終わった子どもには、お昼寝の準備を誘導する。

12:00   着替え終わった子から絵本の読み聞かせをする。

12:20   お昼寝

    静かな音楽をかけて、子どもの側に居て、入眠を促す。

13:00   保育者の昼食

    ミーティング、連絡帳などの確認、書類の整理

15:15   起床準備

    着替えをし、トイレに行くよう声掛けする

    やさしく子どもを起こして、着替えの手伝いをする。

15:30   おやつ

    食べ終わったら、おやつの片付けを手伝う

16:00   帰りの支度

    お帰りの雰囲気作りをして、帰りの会をする。

    連絡帳を手渡しする

    おかえりのうたを歌う

16:30   降園

    降園の園児が集まる部屋に、クラスの子を移動させる。

    さよならのうたを歌う

    おかえりの、あいさつする。

    お迎えに来た子どもから、順次降園

17:30   退社

    そうじ、事務作業を終え

 

③    年長クラスの場合

7:50    保育園に登園

8:00    一番早い子どもの登園。

    登園してきた子どもから、保育向けテレビを鑑賞

    室内保育 ブロック遊び

    随時、登園してくる子どもの受け入れをする

    あいさつをお手本になるようにしっかり行う

    保育者が集まり朝礼を行う。

    保育室には子どもの人数にあわせ何人か残る。

8:40    朝の会

    お当番の子は、前に出てあいさつをする。

    ひまわり組に集まり、あさの会をする。

    ピアノ『あさのうた』

    あさのごあいさつ

    出席確認

    手遊び

9:30    発表会に向けての歌、合奏、劇の練習

    歌『アンパンマン

    合奏『マーチ』

    劇『ライオンキング』

    練習する雰囲気作りをする。

10:30   練習について、先生のお話を聞く

    良かったところ、もっと頑張って欲しいところを、わかりやすく伝える。

10:50   給食の準備をする

    手をきれいにする

    お当番さんは配膳を行う。

    食欲が出るよう、歌を歌いながら給食への雰囲気創りをしていく。

11:00   給食

    お当番さんが、いただきますの、ごあいさつをする

    給食を食べる子どもの手伝いをする。

    声かけをしながら、楽しく食べられるような雰囲気を作る。

11:40   食べ終わった子から手を洗い、ハミガキをする。

    食べ終わった子どもは、給食の片付けをするように誘導する。

    ハミガキやトイレへの声かけをする。

    すべて終わった子どもには、お昼寝の準備をするように伝える。

12:00   着替え終わった子から絵本の読み聞かせをする。

    『アヒルとクマ』

12:20   お昼寝

    静かな音楽をかけて、子どもの側に居て、入眠を促す。

13:00   保育者の昼食

    ミーティング、連絡帳などの確認、書類の整理

15:15   起床準備

    着替えをして、布団をたたむ

    トイレを済ませておく

    おやつの準備を進める

15:30   おやつ

    食べ終わったら、おやつの片付けを手伝う

16:00   帰りの支度

    お帰りの雰囲気作りをして、帰りの会をする。

    連絡帳を手渡しする

    おかえりのうたを歌う

16:30   降園

    降園の園児が集まる部屋に、クラスの子を移動させる。

    掃除をする

    さよならのうたを歌う

    おかえりの、あいさつする。

    お迎えに来た子どもから、順次降園

17:30   退社

    そうじ、事務作業を終えて

 

1-2 保育士の年間スケジュール

保育士は1年間イベントが続きます。

入園式から始まり、卒園式と、全体の把握をしましょう。

 

月     イベント

4月    入園式、お花見、誕生会、避難訓練、健康診断

5月    こどもの日、母の日(プレゼント作る)、誕生会、避難訓練

6月    保育参観、保護者会総会、給食試食会、交通教室、父の日(プレゼント作る)、誕生会、避難訓練

7月    プール開き、お泊り保育、七夕まつり、誕生会、避難訓練

8月    地域夏祭り参加、野外教室、誕生会、避難訓練

9月    老人の日(プレゼント作る)、運動会、遠足、誕生会、避難訓練

10月   健康診断、芋掘り体験、ハロウィンパーティー、誕生会、避難訓練

11月   七五三、地域の文化祭に参加、誕生会、避難訓練

12月   クリスマスパーティー、お遊戯発表会、誕生会、避難訓練

1月    焼き芋大会、お正月パーティー、誕生会、避難訓練

2月    節分、豆まき、新入児説明会、誕生会、避難訓練

3月    ひな祭り、お別れ会、卒園式、保育参観、誕生会、避難訓練

 

①  入園式・卒園式

4月は、保育園を卒園する子供とそれに変わって入園する子供がいます。

それに合わせて誰がどのクラスを担任するかも決められます。

年少専門の保育士さんもいれば、入園から卒園まで組を担任する方針の保育園もあります。

 

②  季節ごとのイベント

お花見、七夕まつり、運動会、クリスマス、お正月など、季節ごとのイベントは必ずと言って何かしら行います。

子供に楽しんでもらうことはもちろん、一年の間にはどんな行事ありどんなことをするかを理解してもらうためでもあります。

保育士にとっては、普段の業務に加え行事やイベントの準備も重なるので大変になりますが、子供たちに楽しんでもらうように毎年工夫を凝らします。

 

③  健康診断

保育園により異なりますが、半年に一度は子供たちの健康診断を行います。

成長の確認と、健康管理が行われます。

健康診断では内科検診や歯科検診などが行われます。

 

④  運動会

運動会は基本的に保護者参加型になり、プログラムは親子で楽しめるものを考えます。

家庭の事情で運動会に参加できない親御さんもいるので、そういった子供のケアも保育士の仕事になります。

 

⑤  遠足

歩いて近くの公園に行く遠足もあれば、観光バスを貸し切り動物園や遊園地へ向かう遠足もあります。

ワクワクして興奮ぎみの子供たちをしっかり制御しなければいけないので、いつも以上に大変です。

ですが、公共の場での社会勉強の一環ということを念頭に、楽しんでもらうように引率します。

 

⑥  お遊戯会発表

保育園では遊ぶだけでなく、子供たちに劇や合唱といったお遊戯にも行います。

集団行動とチームで目的を達成する喜びを経験させ、協調性と積極性を養います。また、お遊戯を保護者の前で発表することで、親御さんは子供の成長が実感でき、子供にとってもいい刺激となります。

 

⑦  誕生会

子供の誕生日は必ずお祝いします。

月ごとに数名の園児をまとめて祝います。

特別なケーキやプレゼントを用意するというわけではなく、保育園側では簡単な飾り付けや、手作りの王冠やメダルなどを作ります。

誕生会を行うことで、子供たちは大勢の人から祝われる喜びを知り、同じように誰かを祝う大切さを学びます。

 

⑧  避難訓練

避難訓練は毎月行う保育園がほとんどです。

地震や火災が起きた時の避難ルートや集合場所などを確認します。

もしもの時に備え、園児だけでなく保育士が防災意識を保つ目的もあります。

 

1-3 園長、主任、パートの仕事内容

①園長

主な仕事内容は、

・施設内のすべての調整をすること

・保育士の管理、指導、アドバイスを考えること

・保育園の運営、経営管理について考えること

・事務、出納の管理、資金計画を考えること

・保育に対し深く理解をすること

 

大まかな1日の流れは、

出勤したら、はじめにその日の職員体制を確認します。

そして、クラスごとに、人員が不足しているかを確認します。

10時になったら、各クラスを回り、子どもと職員の様子を見て、声をかけていきます。

10時過ぎには子どもが散歩に出ることが多いので、メールチェックや郵便物の整理などこまごました事務作業に手を付けます。

お昼は職員会議、リーダー会、離乳食会議など、連日会議が入っています。

会議が終わると、園日誌や業務日誌などの事務作業に戻ります。

お迎え時間の夕方には、玄関付近をうろうろしながらお母さん達とお話をします。

18時過ぎには、延長保育の子どもが食べる夕飯を、出すメニューに間違いがないかの確認などを行います。

他には、園に併設している保育ルームの様子を見に行ったり、体調の悪い子の面倒を見たりします。

ときには、園長会議へ出席することもあります。

 

②主任保育士

主な仕事内容は、

・業務遂行責任について考えること

・研修プログラムの企画、実施をすること

・地域関連機関との連携について考えること

・経営状況の把握、園長補佐について考えること

・組織の強化とリーダー以下の育成について考えること

 

大まかな1日の流れは、

出勤したら、まず朝のあいさつをしながら子どもたち、そして先生たちの様子を確認します。

今日は体調大丈夫かな、など。

そのあとは朝礼があるので、その際にシフトの確認をします。

シフトの調整も主任の仕事です。

日によって、子ども、保育士の人数が違うので、バランスを考え配分する必要があります。

空いているところに機械的に配置するのではなく、目的をもってシフトを組むようします。

例えば、午後の合同保育の時間には、それぞれの先生が自分のクラス以外にも入るような時間をあえて作ります。

そうすることで、全員で子どもを見るという意識が育ちますし、乳児幼児それぞれの思いが理解できて、相手の立場になって考えられるようになります。

他には、ベテラン保育士と経験が浅い保育士を一緒にすると、先輩の姿を見て学べるので、そういったところにも配慮しています。

全体を理解して、園を上手く回していくことが主任の役割です。

園長が会議などで外出する際は、主任が園長代理を務めます。

園全体を理解するという意味では、一般保育士だけでなく、他の職種の、栄養士看護師の先生の仕事についてもきちんと把握する必要があります。

そして、園を上手く回していくために重要なのは、やはり人間関係を良好に保つことです。

主任は、休み時間はみんなが集まる休憩室で過ごし、各保育士の姿を見るようにします。

人間関係が今どんな状態なのか、日々注意することが重要です。

それ以外は、週案や月案、指導計画などの書類作成、クラス会議などの司会進行、園見学の対応、地域の方との交流、保護者対応などを行います。

保護者対応については、毎日の送り迎えの時になるべく会話をするように心がけます。

 

③  パート保育士

主な仕事内容は、

・担任保育士の補助をすること

・簡単な事務作業をすること

・雑用、掃除等をすること

 

大まかな1日の流れは、

パートの保育士の勤務時間はだいたい5時間ほどです。

仕事は基本的に、担任保育士等の補助をしていきます。

一般保育士が、子どもを引っ張っていくのですが、中にはおっとりした子ども、マイペースな子ども、理解できず悩んでいる子どもなどは必ずいます。

そのような子どもに対応していくことがパートの保育士の大切な役目です。

子どもは、パートも正規職員も関係ありません。

責任を持って子どもと関わるという点は一般保育士と一緒です。

 

※小規模保育所について

0-3歳未満児を対象とした、定員が6人以上19人以下の少人数で行う保育です。

一人の保育スタッフが担当する子どもの数が少ないため手厚く子どもの発達に

応じた質の高い保育を行うことができます。

 

2 保育士の仕事のやりがい

保育士さは、いろいろな部分でやりがいを感じているようです。

具体的な声をまとめてみました。

 

①子どもと接すること

朝、昼、いつでも、子どもは元気です。

「先生、おはよう」

「先生、遊ぼう」

「先生、本読んで」

常に、周りに集まり、自分が紹介した手遊びなどを楽しみながら実践したり、可愛いですね。

何気ない保育園での日常ですが、そんな場面に出会う度に、保育士の仕事に就いてよかったって思っています。

また、充実感もかなりあります。

言葉が出る、話せるようになったり、

おまるで、きちんと、おしっこが出来るようになったり、

保育園で勤務していると、親御さんよりも子供と接する時間が長いことも多く、親御さんより先に子供の成長を見ることができたりします。

そんな瞬間を一緒に喜び、楽しめるときに、この上なく充実していると感じることができます。

子どもたちとの関係は、卒園しても続きます。

小学校、中学校、高校、大学、社会人になっても、

全員ではありませんが、つながりがあります。

例えば、たまたま外で出会うと声をかけられたり、

たまにフラット園に遊びに来たり、ボランティアや職業体験等で保育を仕事として見に来たり、卒園生と会うときはたくさんあります。

 

②   イベントを実行すること

例えば、お遊戯会ですが、なかなか時間通りに進めていくというのは難しいことです。

子どもが主体にしていくことですから、何があるかわからないものです。

しかし、予測不能な状態で行事がうまく進行することができたときはやりがいを感じます。

また、はじめは演じることが出来なかった子が、出来た時、

「先生、うまくできたよ」

なんて、話してきた時は涙が出そうになります。

季節ごとのイベントで季節を身近に感じられる。

忙しい日々の中で、ゆったりと季節を感じられるのは、とてもうれしいことです。

そして、遠足や動物園などの園外保育の時は、子どもたちと一緒になって、はしゃいでしまいます!

そんな経験なかなかできませんよね。

 

③   親御さんから感謝されること

保育士は子どもを育てるのと同時に、保護者をサポートする仕事でもあります。

親子で大好きな先生がいるとホッとして仕事に行けたなど、

親御さんから、とても信頼され、感謝されることが多いです。

正直、現場は大変なときもありますが、貢献できていると実感できるのは、うれしいことだと思っています。

親御さんから、感謝の手紙を渡されることもあります。

 

以下、実際の手紙

A保育園の先生皆様へ

長男、次男で6年間本当にお世話になりました。

長男の事では入園前から副園長を始めいろいろと相談に乗っていただいて A保育園に転園出来た時には本当にほっとしました。

色々な辛い時期を乗り越えられたのは本当に先生方の支えがあってこそです。

長男が小学校に入ってからも色々とご迷惑をおかけしたのに愛情と誠意で対処して下さって小学校の大変さも一緒に背負って頂いたこと深く感謝せずにはいられません。

A保育園の先生方が子供たちを愛してくれて かわいいとおっしゃって下さったおかげで子育ての暗闇から抜け出すことが出来ました。

私の子は親の遺伝子を引き継いでか、二人とも本当に手のかかると言うか、一筋縄ではいかない子で 私が思っているよりもずっと保育園では手を煩わせていたんだと恥ずかしながら、長男が就学してから知りました。

それでも 尚、長男の成長を心にとめて下さったり喜んで下さったり 感謝しきれません。

いつも長男の変わった行動をかわいいと笑ってくれた○○先生、○○先生

男の子のおしっこの仕方を兄のように教えてくれた○○先生

長男のパニックを全力で受け止めて下さった○○先生

次男の困ったことに親身になりつつ笑ってかわいがってくれた○○先生に○○先生

時には一緒に泣いて下さった先生方 皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。

先生方の予定表を見ていると保育士として色々な講習に行かれ勉強されているんだと思い本当に良い保育園に出会えたと感謝しています。

自分の子供が発達障害であることを正面から見つめていなかった事もっと早く真剣に向き合わなかったがために保育園に負担をかけてしまったであろうという事は悔まれてなりませんが、A保育園のおかげで今は発達障害という理解されにくい特性を持って生まれた我が子に心から感謝しています。

色々な方との出逢いや色々な知識と出逢えました。

その第一歩となったA保育園に通わせて頂けた事は これからも 私達の誇りです。

色々な子供達を差別なく受け入れ 親御さんとの関係を保ちつつ支援して行く事は容易なことではないと思いますが、前向きに明るく歩む事が出来るようになった私の感謝を思い出し これからも先生方が頑張って下さる事が出来たらと思います。

本当にありがとうございました。

 

④   社会貢献を実感できること

一時保育や、地域交流にも積極的に参加し、社会のニーズに応えていく。

正直、現場は大変なときもありますが、社会貢献できていると実感できるのは、うれしいことだと思っています。

 

3 保育士の仕事で辛いこと

保育士の仕事は辛いこともたくさんあります。

具体的な声をまとめてみました。

 

①   職場の人間関係

保育園は基本、女性社会です。

人間関係を築くのが大変なときがあります。

男女混合ならば、比較的和やかになるでしょうが、まだ男性がいない保育園がほとんどです。

女性の職場ということで、派閥ができる保育園も多いようです。

派閥に属さなければ大丈夫と思っていても、属さないから除け者という気持ちを持たれる可能性もあるようです。

 

②   仕事がハードな割に、給料が低いこと

仕事量・仕事内容がハードな割に、給料が低いです。

保育園で仕事が終わらないときは、自宅に持ち帰って仕事をするときがあるくらいです。

自宅に持ち帰って仕事をしても、一般的な企業などと違い、残業をした分だけ残業手当が出るということもほとんどありません。

給料面では、結構不満がある人は多いことでしょう。

※具体的な給与はこちら

http://hoiku-kyokasyo.com/hoikusi-heikin-nensyu-302

 

③   理不尽な保護者がいること

保護者によっては、理不尽なことを言う方がいます。

しかし、口に出してしまっては大問題になってしまいます。

モンスターペアレントという保護者も最近多いといわれていますが、そんな場合でも辛抱することが必要です。

具体例を上げると、

トイレトレーニングを家でも始めるように協力を頼んだところ、「汚れるからヤダ」と返されたことがあります。

また、子どもたちの話し合いで「どろぼう」がテーマの劇をすることに決まったのですが、女の子の保護者から「なんでお姫様が出ないんですか」、「女の子なのにどろぼうをやらせるんですか」と、クレームが入りました。

まぁ、劇の趣旨を説明して事なきを得ましたが。

他には、B君という子がC君をからかっていたところ、それを見ていたC君の保護者が激怒。

B君に罵声を浴びせるとともに引っ叩いたことも。

これをB君の保護者に伝えたところ、こちらも激怒。

園ではそれぞれの保護者と個別面談を行って詳細を聞くなど、対応に追われたことがあります。

このように、保護者からの理不尽なクレームは多々あります。

 

④   仕事の成果が曖昧なこと

子どもを保育することに、一般的な企業と同じような成果をもとめることはできません。

営業成績などのように、目に見える成果はないからです。

その分、物足りなさや、評価が曖昧になるときもありますが、

一般企業の方には実感できない、保育という仕事を通じて、醍醐味を感じましょう。

 

4 まとめ

保育士の仕事について、イメージはつかめましたでしょうか。

人により感じ方は違うでしょうが、本業は保育です。

子どもと接しながら、子どもの成長の手伝いをし、喜びや感動を味わいたい方には合っていると思います。

しかし、保育園での人間関係や雇用条件など、マイナス部分もあることは確かなので、

この記事を参考に、保育士の仕事をよく理解してください。