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熊本の保育施設すべて運営再開 厳しい環境続く - NHK

熊本地震では、子どもを預かる保育施設も大きな被害を受け、一時、熊本県内全体の6分の1に当たる115施設が休園に追い込まれましたが、今月中旬までにすべての施設で運営を再開しました。しかし、建物や敷地などが深刻な被害を受けたままのところもあり、厳しい環境での運営が続いています。

このうち、熊本県御船町の認定こども園「滝尾幼稚園」は、地震で一時、休園したあと、先月下旬に運営を再開し、多い日には50人ほどの子どもを受け入れています。しかし、施設の庭には最大で長さ20メートルほどもある亀裂が複数あって使えないうえ、建物の壁も至るところでひび割れ、町の検査では建物の半分程度が倒壊などのおそれがあると判定されました。
危険とされた部屋を使用せず、足りないスペースを確保するため、施設の向かいにある園長の自宅の一部を使って、子どもの受け入れを続けています。
古閑榮実園長は「仕事をしている親が少なくないので、安全を守りながら、ぎりぎりまで子どもを預かりたい」と話しています。
熊本県内の保育施設は、すべて運営を再開しましたが、専門家による詳しい検査はこれからで、結果次第では補修や建て替えのため再び休園せざるを得なくなる施設もあるとみられ、厳しい環境での運営が続いています。