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保育・介護関連など 【日経新聞1面】社会保障充実策に対する期待値が低下の公算も  - FISCO

社会保障充実策に対する期待値が低下の公算も~財政健全化目標を維持、消費増税先送りでも安倍首相が消費増税の2年半先送りを決断したことを受け、政府・与党では、プライマリーバランスを2020年度に黒字化する目標は維持する方針を固めたと伝わっている。健全化の努力を訴えて、市場で国債の信任を維持するためとしている。
政府は目標維持としているものの、増税先送りで2.5兆円分が新たな税収のマイナス要因になるとの試算もあり、ただでさえ難しいと見られていた目標達成の可能性は低いとの見方が多くなりそうだ。国債の信任維持に関しても不透明感は強いと考えざるを得ない。また、黒字化目標に近づけるためには、社会保障の充実度が低下するとの見方なども高まりそうだ。将来の社会保障に対する期待感が低下すれば、消費者の貯蓄志向に拍車が掛かっていく可能性もあろう。公明党内では「子育てと介護に関わる施策は優先すべき」との声も挙がっているが、政府では、1.3兆円分の社会保障の充実メニューには、消費増税を当て込んでいた面も大きいと見られる。
昨日の株式市場では、消費増税先送りの可能性の高まりを評価する動きが先行したが、本日は増税先送りに伴うマイナス面がクローズアップされてくる可能性もあろう。とりわけ、保育や介護などの関連銘柄には、過度な期待感が低下していく公算も。

関連銘柄 3件

  • 2749
    東証1部
    JPホールディングス
    保育関連
    346
    5/31 9:19
    -3 (-0.86%)
    時価総額  30,396百万円
    保育園や学童クラブ、児童館などを手掛ける。16.3期3Qは新規施設の積極開設で増収も、営業利益は販管費増で4%減。増収増益見込む通期計画は据置き。ローリング形式の中計では18.3期に経常利益21億円目標。 記:2016/02/12
  • 6065
    東証1部
    サクセスホールディングス
    保育関連
    1,320
    5/31 9:00
    -8 (-0.6%)
    時価総額  6,918百万円
    保育所の受託運営などを手掛ける。政府が「子ども・子育て新支援制度」を掲げて、待機児童問題を解消するための取組み推進が追い風。15.12期は保育施設の新設で増収も、施設開設費用増等で最終減益の見込み。  記:2016/05/02
  • 9792
    東証1部
    介護関連
    721
    5/31 9:19
    -1 (-0.14%)
    時価総額  52,646百万円
    医療行為を除く医療機関運営業務全般のアウトソーシング、在宅系介護から有料老人ホームなどの介護サービス、家事・育児・自費介護の資格取得講座等を手掛ける。介護報酬の引き下げが響く。中国事業拡大へ注力。 記:2016/03/17