保育士求人・転職情報も満載!保育業界について考えるブログ

保育士、保育園、保育業界に関する様々な情報をまとめています。待機児童問題や転職が多いとされる保育士の待遇問題など保育業界を取り巻く問題に鋭いメスを入れ、社会全体で解決していくキッカケ作りをしていきます。

保育士賃金 年収ベースで平均4%引上げ - JPホールディングス

子育て支援最大手の株式会社 JP ホールディングス(荻田和宏代表取締役東証 1 部)は、 グループの基幹子会社である株式会社日本保育サービスに勤務する保育士全員の賃金水準を 引上げます。 引上げ幅は年収ベースにして平均4%相当を見込んでおります。保育士待遇改善費用と して3億円を予定しています(29 年 3 月期)。 JPホールディングスは前期に8%のベースアップを行っております。2年連続での大 幅な賃上げとなります。これは保育士の待遇改善という社会的な要請に応じてのものです。 今回の賃金引上げでは、当社で勤務する保育士について、その職責・職務を評価するこ とを目指した人事評価制度の見直しを並行して実施しております。これにより質の高い保 育を実現していきたいという強い思いからです。 新卒で入社する保育士に対しても、継続して長く勤務できるように、昇給の基準などを よりクリアにした人事評価制度を導入します。中途採用で入社する保育士に対しても、前 職におけるキャリアを反映させた賃金体系となるように制度を改善しました。経験が豊富 な中途採用者の賃金水準を高めることにより、保育の職場から遠ざかっている潜在保育士 の復職を促進したいと思っています。 賃金水準の引上げは来期(30 年 3 月期)にも実施することを予定しております。社会的 に評価される賃金制度の構築を目指します。当社としては、待機児童の解消に向け優秀な 保育士を確保すべく今後とも積極的な人材投資を行ってまいります。 ********** いま社会問題として大きく取り上げられている全国的な保育士不足は、全職種平均を大 幅に下回る賃金水準が最大の原因と指摘されています。2年連続の賃金水準引上げにより、 当社に勤務する保育士の職場定着を推進します。保育現場への復職を考えている方や新た に保育士を目指す方に希望の持てる待遇を実現します。優秀な保育士の採用増・離職防止 が待機児童問題の解消への唯一の道であると考えております。