保育業界の未来をよりよい環境にするために|保育雑誌「MiRAKUU」 - 日清医療食品
保育業界の未来をよりよい環境にするために
日清医療食品は病院・介護福祉施設向け、給食受託会社のリーディングカンパニーとしての透明性の高い経営に資するため、すべてのステークホルダーの皆様に対し、積極的かつ公平・迅速な情報開示に努めています。
また、当ホームページではWebの特性を活かし、双方向のコミュニケ―ションツールとして、CSRへの取り組みの最新情報を随時公開しています。
日清医療食品ではステークホルダーエンゲージメントを、社会課題の解決の手法や組織の決定に関する基本情報を提供する目的として、組織と一人以上のステークホルダーとの間に対話の機会を作り出すために試みられる活動と捉えています。
今回、保育に特化したフリーペーパー「MiRAKUU」を発刊し、メディアでも活動が取り上げられているイケメンが絵本を読む動画「絵本男子」を手掛ける株式会社グランドクロスの代表取締役の堀川 伸一様にインタビューを行いました。
》保育総合情報サイト「MIRAKUU」 HPはこちら。
》絵本男子 HPはこちら。
Q.Q.日清医療食品との関係性について教えてください
【保育雑誌「MiRAKUU」の取材を通じて】
保育雑誌「MiRAKUU」を作成するにあたり、保育園で食事提供をしている先、食育活動をしている先を調べたところ、日清医療食品様を知り取材をさせていただきました。
取材を申し込んだ時に日清医療食品様が保育雑誌「MiRAKUU」を協賛していただけることとなり、取材後も関係が続いています。
【株式会社グランドクロスについて】
当社は保育総合サービス事業を根幹業務として、保育施設を5施設運営するとともに、ベビーシッターサービス、保育雑誌・保育総合ポータルサイト「MiRAKUU」の運営、人材育成と事業を展開しています。
日清医療食品様と接点を持つキッカケになりました保育雑誌「MiRAKUU」は保育業界の未来をよりよくするためを目的として、保育士を目指す学生、保育士、保育園、保育関係企業、教育機関に提供しています。
保育雑誌として初のフリーペーパーであることから各メディアに紹介いただき、また、保育士の仕事内容がわかるということで一部教育機関では授業の教材としても使用いただいています。
また、「絵本男子」というイケメン男子が絵本を読み聞かせしている動画や絵本をご紹介するサイトも運営しています。このサイトは子育て中のお母さんや保育士さんが、絵本男子に癒されながら素敵な絵本と出会えるきっかけの場所として提供しています。
※株式会社グランドクロス HPより画像引用
Q.保育業界に着目した理由を教えてください
【幼少期の教育が重要】
前職では物流関係の派遣会社で管理業務をしていました。その中でトラブルを起こす人と面談をしている中で、幼少期に愛情飢餓を経験した人や、きちんと教育を受けてきていない人に出会いました。
そこで、これからの社会を考えた時に、幼少期の教育が重要であると判断し、勤めていた企業を辞めて保育園を設立、運営しました。不安もありましたが絶対に社会に役立つという思いがありましたので独立を決意しました。
【保育業界には情報が少ない】
保育園を運営するようになって、まず感じたことは例えば「こういう商品が欲しい」と思ってもなかなか情報がありません。
確かに商品カタログはありますが、カタログにないものはどこに頼めばいいのかわからない状況でした。
保育業界は確かに狭い業界ですし、教育機関ですからなかなか新規参入しやすい分野でもありません。
けれど、調べていくと「いい商品」があったとしても、なかなか知ってもらえていない商品や商材が多いことがわかりました。
【共同で行った事業について】
知人の会社で、保育士の派遣を行う会社を立ち上げる手伝いを行った時期があります。
複数の保育園に営業に行った時に感じたことがあります。ある保育園では保育士の方が営業担当に挨拶をします。
すると園児も営業として訪問した私に挨拶をしてくれます。
けれど、ある保育園では保育士の方が挨拶をしませんでした。すると園児も挨拶をしませんでした。
現在、待機児童の問題もあり、保育園の質を見て選ぶことが出来ない状況かも知れません。けれど、保育園の質を見て入園を決める時期はいつか来ると思っています。
そのため、保育園や保育士の教育ツールに役立てばと思い保育雑誌「MiRAKUU」を発刊しようと思いました。
Q.保育業界に着目した理由を教えてください
【読者からの声】
保育雑誌「MiRAKUU」で人気なのが表紙にも登場し誌面にもある「イケメン俳優の一日保育士体験」コーナーです。
このコーナーは色んな保育園の一日の流れがわかることから保育園や教育機関に好評です。
他にも毎号テーマを決めて保育園や幼稚園を2施設取材しているコーナーも学生に人気です。
保育園からは、合同説明会でこれらのコーナーを掲載した記事をコピーして配布を行うことで応募者が増えたと聞いています。
また、教育機関では授業の教材として使用していただいています。特に誌面だけではなく動画もありますので活用の場が広がっています。
また、著名人や専門家との対談も学習に役立っているとお声をいただいています。
【今後の課題について】
現在、雑誌の配布範囲は東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県のみになります。また、保育雑誌「MiRAKUU」で取り上げる保育園もどうしても関東圏のみになります。
今後は北海道や沖縄など地方の保育園と関東圏の保育園の違いも取り上げられるようにしたいと思っています。
環境が違えば、カリキュラムや食育も違ってくると思います。その中でお互いに学べることがあれば、学ぶことでより保育業界の質が高まればと思っています。
【新たな取り組みとして】
イケメンが絵本を読む「絵本男子」ですが、元々は大人が絵本を知って子供に選んで欲しいという思いと子育て中のお母さんや保育士さんが癒されて欲しいという思いではじめました。
サービスを開始すると、モデルや俳優のイケメン男子のファンの方から「普段と違う一面が見られた」という声をいただけました。
この「絵本男子」はWebでの動画配信だけではなく、日本出版販売株式会社様や紀伊国屋書店様の協力を得て、書店で絵本の読み聞かせイベントを行うことができました。
また、「絵本男子」×「○○」というコラボ企画も今後予定しています。
現在確定しているのはプロバスケットの選手が絵本を読み聞かせるという企画があります。
少しでも保育に興味を持ってもらえるようこれからも皆さんが楽しめる企画を考えていきます。
Q.日清医療食品に求めることがありましたら教えてください
日清医療食品様は病院・介護施設への食事サービスのイメージもありますが、保育業界への食事サービスも行われています。
もう少しこの部分をアピールすると共に、やはり今後も安全で安心できておいしい食事サービスを継続してもらいたいです。
特に小規模保育施設では調理を自前で行うのはかなり難しいと思います。そのため保育園での食事を委託できることは経営側考えると非常に助かるビジネスです。
保育園での食事では食べることを楽しめる環境を作ることと共に、子どもの好き嫌いをなくす手助けをしていただきたいです。
そして、食べることは生きるものの命をいただいているという「感謝」の気持ちを伝えられる食育や食事提供を継続していただきたいです。
また、保育園での食事サービスをしている先の取材協力や、今後も保育雑誌「MiRAKUU」の支援の継続をお願いいたします。