いつでも半日保育 ６日から２施設で ／鳥取 - 毎日新聞

鳥取市は６日から、市内の二つの保育施設で乳幼児を半日単位で預かる事業を試験的に始める。預かってほしい時間をできるだけ柔軟に指定できるようにし、保育料の負担軽減につなげるのが狙い。

 

　市内では１０カ所の保育所などで１日単位の一時預かりを実施しているが、松保保育園（同市布勢）と「すぺーすＣｏｍｏｄｏ（コモド）子育てひろば」（同市栄町）で半日預かりもできるようにする。子供の年齢や給食の有無などで違いはあるが６００〜１３００円での利用が可能。試験期間は２０１７年３月末まで。

　また、今月中旬からは市内３カ所でベビーカーの無料貸し出しも開始する予定。子育て世代の観光客や市民が街を周遊しやすいようにし、中心市街地の活性化を図る。ＪＲ鳥取駅構内の市観光案内所▽市役所本庁舎▽「コモド」−−に３台ずつ配置する。

　いずれの事業も、深沢義彦市長と市民との意見交換会で出た要望を参考にしたもの。問い合わせは、半日預かりが市児童家庭課（０８５７・２０・３４６０）、ベビーカーの貸し出しは市中心市街地整備課（０８５７・２０・３２７５）。