保育士、就職面接後のお礼状について - 保育士バンク
お礼状とは、面接を担当してくれた方へ感謝の気持ちを伝えるためのメールや手紙のことです。
人によっては「そこまでしなくていいのでは?」という意見もありますし、
転職サイトでも、特に推奨していないことも多いです。
しかしながら面接官は、忙しい通常業務の合間の貴重な時間を割いてあなたに面接する時間を作ってくれたのですから、
面接の場でのお礼だけではなく、お礼状でもう一度感謝の意を伝えたって足りないぐらいです。
それになりより、面接官に好印象を与えられる最後のチャンスです!
というわけで今回のコラムでは、お礼状の書き方をご紹介いたします!
お礼状を書く際のポイント
お礼状を書く時には、いくつか注意しないといけないことがあります。
気をつけないと、お礼状が全くの無駄になってしまうどころか、
場合によっては、せっかくのお礼状なのにかえって印象を悪くしてしまい逆効果...ということもありえますので、
十分注意してください!
①面接が終わったその日のうちに書く
お礼状は届くのが早ければ早いほど印象がよくなります。
どんなに遅くても面接翌日には書きましょう。
もし二日過ぎてしまったら、もうそれは出さなくていいかもしれません...。
②メールではなく、なるべく手紙で出す
「届くのが早ければ早いほど印象が良い」となると、手紙よりもメールでその日のうちに届く方がいいのでは?と思われるかもしれませんが、
"直筆で手間をかけて書いくれている"と、より好印象なのは手紙なので、手紙で出すことをオススメします。
保育士はそもそも手書きの書類を手掛けることの多い職業ですから、そういった意味でも手紙のほうが効果的でしょう。
面接先の保育園の近所で投函すれば、翌日には届くのではないでしょうか?
③ダラダラと長く書かない!
思いの丈を熱く語りたい!というのはわかりますが、それは面接でやりましょう。
忙しい中時間を割いてくれたことへのお礼を簡潔に伝えることがお礼状の目的です。
どうしても書きたい場合は、一行ぐらいにおさえてください。
お礼状の例文
では実際に、お礼状の例文をご紹介します。
この文章を丸々書き写すのではなく、自分なりにアレンジをしてみてくださいね!
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◯◯保育園
人事採用ご担当 ◇◇様
拝啓
貴園におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
先日はお忙しい中、私の採用面接にお時間を割いていただき、誠にありがとうございました。
貴園への入社を志望している私にとって、採否の結果に関わらず貴園の方々とお話させて頂けた事で、
大変充実した時間を過ごす事が出来ました。
取り急ぎお礼を申し上げたく、お便りを差し上げました。
またお会い出来ましたら光栄に存じます。
末筆ではございますが、貴園のますますのご発展をお祈り申し上げます。
敬具
平成◯年◯月◯日
(自分の名前)
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メールの場合は(当然ながら)こちらの例文通り横書きとなりますが、
手紙の場合は縦書きの方が印象◎です!
また、お礼を伝える文書に誤字脱字等ないよう、出す前に何度かチェックしてくださいね。
もし手紙の中に誤字があれば、失礼のないよう、手間でも書き直しましょう。
いかがでしたか?
面倒かもしれませんが、それは面接をおこなう担当者も同じこと。
極論ですが、「本当は面倒...」と思っているのに面接をしてくれたのかもしれません。
手間をかけてお礼状を書いたという事実が、面接官によい印象を与えるかもしれませんから、面倒がらずにぜひ書いてみてください!