検察側は、元施設長に懲役10年を求刑した。
栃木・
宇都宮市の認可外保育施設「といず」元施設長・木村 久美子被告(59)は、2014年7月、宿泊保育中に、下痢や高熱を発症した山口 愛美利ちゃん(当時9カ月)を放置して死亡させた、保護責任者遺棄致死の罪と、別の子ども2人を毛布でぐるぐる巻きにした、暴行の罪に問われている。
9日の論告で、検察側は、「責任逃れの弁解を繰り返し、反省している様子は、みじんも感じられない。子どもの生命と身体の安全を軽視した態度は甚だしい」などと述べ、懲役10年を求刑した。
判決は、15日に言い渡される。