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復職時、子どもの預け先は?院内保育のメリット・デメリット - MedGate

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復職するときに気になるのが子どもの預け先。
院内保育があったら、職場からも近いし、急な残業でも融通が効いて便利です。
しかし、中には院内保育を選ばず、外部の保育園に子どもを預ける方もいるようです。

それはなぜなのでしょうか。

院内保育のメリット・デメリット、また、子どもの預け先を探す際のポイントも合わせて紹介します。

 

預け先を見極めるポイントと院内保育のメリット・デメリット

●預ける前にチェックしたい。預け先を見極めるポイント

さまざまな保育園、託児所があり、どれがいいのか判断に迷ってしまうこともあるでしょう。
そんな時に、最低限確認しておくべきポイントを紹介します。

 

・送迎がしやすい場所にあるか
・給食なのか、弁当が必要なのか
・自分の勤務時間と預け先の運営時間があっているか
・何歳まで預かってもらえるのか
・広さや施設の設備、環境
・職員と子どものバランスは良いか

最低限このポイントは確認しておきたいところ。
職員の数をみれば、職員一人あたり何人の子どもの面倒をみてくれるのか、ある程度判断できるでしょう。
また、子どもが病気になってすぐに迎えに行けない場合、どこまで対応してくれるのかなども調べておくと安心です。

●院内保育のメリット・デメリット

病院に勤務していると、夜勤があったりして勤務時間が不規則になりがちです。そんな時に、院内保育があると、とても便利。しかし、デメリットもあるようです。

メリット・デメリットをきちんと把握して、いざというときにトラブルが起こらないようにしましょう。

まずは院内保育のメリットを紹介します。

・24時間運営しているところが増えている
・夜勤や残業があっても、ある程度融通が効く
・外部の保育園よりも安く利用できる場合が多い
・子どもに何かあってもすぐに迎えに行ける

院内保育といっても、場所によって設備や制度はさまざま。しかし、夜勤の人でも預けられる24時間保育や残業時に融通が効く延長保育など、病院で働く人に寄り添った運営をしている院内保育が多いようです。
ただし、外部事業者が運営する院内保育では時間に厳しい場合もあるため、事前に調べておく必要があるでしょう。

次にデメリットを紹介します。

・親同士が同じ職場なので、気を使う
・同年代の子どもが少なく、子どもの友達が作りづらい
・職場以外の親同士との交流が難しくなる
・施設が小さいことが多い

自治体が運営する認可保育園は大人数の子どもを引き受けるため、院内保育に比べ、施設も広く整っています。
子どもの遊びやすい環境を考えた場合は、認可保育園のほうが良いかもしれません。

院内保育も認可保育園もそれぞれメリット・デメリットがあります。

場所によっては、今回紹介したメリット・デメリットに当てはまらず、院内保育でも広々として子どもが遊べる環境だったり、認可保育園でも小規模だったりすることも。

職場の院内保育はどうなのか、実際に利用している職場の方から情報を集めるのも一つの方法です。

 

仕事と育児が両立できる場所を選ぼう

子どもはのびのび育てられそうだと考えて保育園に預けても、残業で我が子1人最後まで残してしまい、夜間に寂しい思いをさせてしまったりするかもしれません。
一方、院内保育はプライベートでも職場の方と関わらなければいけなかったり、子どもから家庭のことが職場に伝わってしまったりすることも。
プライベートと仕事を分けたい人にとっては保育園の方が仕事や育児に集中できる場合もあります。

それぞれのメリット・デメリットを考えて、自分の生活スタイルにあった預け先を選びましょう。