本好きママに託児サービス…茂原市立図書館 - 読売新聞
茂原市立図書館は、子連れで同館を訪れる保護者向けの託児サービスを7日から始めた。育児世代の利用促進や保護者の負担軽減を図るのが狙いで、この日は19人が利用した。
同図書館は2013年10月の台風による冠水被害で閉館し、14年7月にJR茂原駅前の商業ビル内に移転再開。この際、図書館流通センター(本社・東京都文京区)が指定管理者として図書館の運営にあたるようになった。託児サービスは、同社に関連する保育支援会社「明日香」(本社・横浜市西区)が行う。茂原市によると、図書館での託児サービスは八千代市立中央図書館に次いで県内2例目。
2歳の長女を預けて好きな本探しを楽しんだ茂原市の主婦杉浦
託児サービスの対象年齢は生後6か月から未就学児。館内の「おはなし室」を利用して毎月第1、2、4火曜日の午前10時~午後2時に実施する。保育士2人を配置し、1回あたり1時間(延長1時間まで)、乳幼児を預かる。保護者が図書館カードを持っていることが条件。