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JPHD、保育の動画配信 知名度向上・人材確保へ  - 日本経済新聞

保育施設運営の国内最大手、JPホールディングス(HD)は6月中旬から、保育関連の動画配信を始める。体操や英語、料理など、同社の保育施設のカリキュラム内容をもとに動画を作り、育児中の親や保育士、学生などの視聴を見込んでいる。知名度の向上で優秀な人材の確保につなげるほか、保育に関わるノウハウの外販につなげていく考えだ。

 動画配信サイト「ユーチューブ」上で知育動画チャンネルを手掛けるイースマイリー(東京・渋谷)と連携する。動画は1本あたり3分程度。ユーチューブ上で公開する。JPHDの社員が出演し、保育施設でのカリキュラムと同じ内容を動画に取り入れる。まずは10本程度から始めて月に約10本のコンテンツを追加、年内に70本程度まで増やす。視聴料は無料で再生時に広告収入を得る。

 保育施設を利用する親が実際のカリキュラムを知りたいというニーズに応える。また保育士や保育士を目指す学生、就学前の子どもを持つ親などの視聴も見込んでいる。保育業界では慢性的な人手不足が続いており、JPHDの認知度を高め、優秀な人材の確保につなげたい考えだ。

 JPHDは国内で約165カ所の保育施設を運営する民間の最大手。多様な人材を抱え、保育に関わる知見を蓄えてきた。今後はこうしたノウハウをウェブサイトや書籍などの形でも外販し、新たな収益源に育てることも検討している。